現在、東証に上場しているのは6銘柄ですが、今秋以降には3銘柄程度の上場が見込まれています。
既に発表されている東急リアル・エステート投資法人は来月の9月10日に東証に上場する予定ですし、グローバル・ワン投資法人、日本レジデンシャル投資法人も上場に向けて準備中とのことです。
上場予定が見込まれる投資法人
- ◇東急リアル・エステート投資法人
- オリジネーターは東急電鉄と東急不動産。首都圏の商業施設とオフィスビル中心の混合型ファンドで、上場時規模は約800億円。
- ◇グローバル・ワン投資法人
- オリジネーターは明治生命・東京三菱銀行・近鉄不動産・日本GMACなど。
詳細は不明ながら、上場時約1,000億円程度の規模を目指している模様です。
- ◇日本レジデンシャル投資法人
- オリジネーターはパシフィックマネジメントで、上場されれば何処の企業系列にも属さない初の独立系ファンドとなります。資産内容は、これも初の賃貸住宅特化型になるようです。
東急リアル・エステート投資法人以外の上場時期は未定ですが、今秋以降にはNBFが第一回目の増資をする可能性も高く、REITの市場調達の動きが活発化しそうです。
次に、これらの上場予定ファンドと上場済ファンドを分類すると以下のようになります。
オフィスビル中心型ファンド |
NBF/JRE/グロ−バル・ワン投資法人 |
オフィスビル・商業施設混合型 |
JPR/東急リアル・エステート投資法人 |
オフィスビル・商業施設・賃貸住宅総合型 |
OJR |
オフィスビル・賃貸住宅混合型 |
PIC |
商業施設特化型 |
JRF |
賃貸住宅特化型 |
日本レジデンシャル投資法人 |
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