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個人投資家にとっての銘柄選び
  
この前提条件から分かるように、投資家のリスクは不動産投資事業を遂行する不動産資産運用業務に掛かっているというのが実態ですので、何よりも資産運用会社の能力を見極める事が重要です。
しかし、専門家である資産運用会社の能力を投資家が見極めるというのは簡単ではありません。
ではどうすれば良いのかが今回のテーマですが、ずばりポイントは、「資産運用会社の情熱」です。
「情熱」という抽象的な尺度では分からないという方も居られるとは思いますが、各資産運用会社の方と会うと、JREITがしたくてこの世界に飛び込んで来た人と、オリジネーターの辞令によってJREITに携わってしまった人とに分かれます。
前述したように、JREITの資産運用業務は未成熟な分野ですので、こういう新しい分野では関わる人の情熱が習熟度を左右します。
それに、投資家にとっては他人の能力を信用してお金を預けるのですから、サラリーマン的な感覚で取り組んでいる人よりは、情熱を以ってこの仕事に従事している人の方が投資し甲斐があります。
JREIT全体が好調なときは、両者に大きな差が出ませんが、一度波が訪れた時には、両者の差は大きくなります。
その意味でも、「JREITを熱く語る」責任者の居る銘柄がお勧めです。
今回、本サイトで告知した、「“運用会社に聞く”JREIT投資講座」では資産運用会社の責任者の方の話が直接聞けますのでこういう機会に、是非ご自分の眼と耳でお確かめ下さい。文字媒体では伝わる事のない情報が得られるのではと思います。
蛇足になりますが、辛口で知られる私と一緒にスピーカーを務めるのは多少なりとも緊張すると思いますが、それでも、敢えて、直接個人投資家の方に訴えたいという気持は単なるサラリーマンではないなとも言えると思います。
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