トップ
リスク・スプレッド
  
リスク・スプレッドの塩梅

リスク・スプレッドは、高くても低くても投資家には緊張感をもたらしますし、資産運用会社にとっては、低すぎるのもストレスになります。
JREITのような新しいタイプの投資商品では、「良い塩梅」というスプレッドが直ぐには見つからず、様々な要素によって株価が動きます。
また、JREITは半年毎の決算ですので、利回りは直近の予想配当金を見て算出していますが、この配当金は現状のJREITを見ると、数期にわたって変動が抑えられているとは言えません。
こうなると、リスク・スプレッドの率の見方がより難しくなりますが、私はもうしばらくは2.5%〜3.0%程度で推移する方が投資家にとって安心感もあり、また、資産運用会社もじっくりと腰を据えて運用に取組むことが出来るのではないかと考えています。
JREITの将来性に期待して、今はこの商品を育てるという観点でみれば、もう少し投資家にも資産運用会社にも余裕が欲しいと考えています。
<< 戻る