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2024. 1.26.Up Dated.
関心の優先度

 私達は色々な事に関心を持ち、情報を取得しようとしていますが、人にとって最も高い関心事は自分ではないかと思います。
例えば、体調不良や病気になったりすれば、何よりも自分の体が最大の関心事になります。
恐らく病気になって寝込んだりしたら、優先度の低い事には関心が向かないと思います。 症状によっては、会社での仕事について気になったり、経済的な不安を抱えたりするでしょうが、更に症状が悪化すればもうそんな事を考える余裕もなくなります。
このように考えると、人を一点に集中させるには体調悪化や病気が有効だと分かりますので、その人の関心が一点に集中するまで苦しみが続き深くなります。
従って、体調不良が続いている人は特定の事柄に関心を集中させる為だと考えることが出来ますので、それに気が付くまで続くという事になります。
簡単に言えば、仕事をし過ぎて体調不良になるのは、仕事に偏り過ぎているから自分の事をもっと大事にしなさいという事だと言えます。 このような事は多くの人が経験していると思いますし、私もサラリーマン時代に一ヶ月間休みなしで朝から夜遅くまで働いた結果、見事に風邪を曳いて3日間家で寝て体を休めることになりました。
今体調不良や病気になったりしている人はこのサインだと考えると、見方がかなり変わってきます。自分の体の事にもっと関心を持ちなさいというサインだと思えば、これを機会に生活を見直す事にも繋がりますから、食事や生活習慣を改めて考える事になります。
この場合先ず食事が大きな問題なのですが、多くの人は私達の食べる食べ物に体調不良や病気を引き起こす原因物質が混入しているとは思っていません。 所が実際は有害物質が満載であらゆるものに混入されているのが実態なのです。誰がそんな酷い事を思うかもしれませんが、国民が気づかないようにしながら出来るのは政府しかありません。 政府がそんな事をするはずがないと考えるのはお人好しではなく、生物としての危機管理能力が欠如している人ですから、この人たちに気付かせるにはより重い症状を与えるしかありません。
精神的な問題を抱えている人も同じで、自分がおかしいのではなく、同様に食べ物によって引き起こされている場合もありますし、今の境遇から離れなさいというサインだとも言えます。
私もかつて精神的に追い詰められた時があって、それで会社を早期退職してその境遇から離れましたが、この事によって今日があるとも言えます。
このように私達は無慈悲に扱われる訳ではなく、それなりにサインを与えられますが、感性の度合いによってはサインが続きますが、それは見方を変えれば優しい仕組みだと言えます。
私達を無慈悲に扱うのは同じ人間で、悪に染まったり悪の僕になったりしている人達なのです。 それらの連中からの攻撃を避ける知恵は最低限必要ですが、先ず相手を正確に理解しなくては対処できませんので、あり得ないとかそんな馬鹿なという常識的な反応を抑えて冷静になる必要があります。
ここまで来られたらあと一歩ですので、その後の精進によって色々な問題が解決すると思います。 どんな時でも生き延びる術はあるのですが、人がそれに気が付くか否かだけの違いなのです。


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