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2024. 1.19.Up Dated.
巧妙な仕組みが存在している

 私達は当たり前のように思考は自分のものだと思っていますが、改めて冷静になって考えてみると必ずしもそうとは言えません。
私達は、教育やマスメディアによって与えられた知識を基にして思考を組み立てていますから、前提となる情報が操作されていれば誤った見解と思考を持つことになります。
思考の全てが操作されているとは言えませんが、与えられる知識と情報で私達の思考を操作することは可能です。特に知識欲のある人ほど操作され易いとも言えます。
私はこのような仕事をしていますから、常に情報の取得と分析を行う作業をルーティン化していますが、発信する情報が全て私独自のものなのかという疑問があります。もしかしたら、そのような思考を持つように操作されているという可能性も考えなくてはならなくなっています。
例えば、戦後GHQが日本に施した政策で有名な3s政策(ウィキペディアにも載っています)がありますが、これはSCREEN(映像)、SPORTS、SEXを日本に蔓延させて、人々の興味を政治などから逸らせようとする支配政策の一つです。
そう言われると、私の子供時代には先ずプロレスに夢中になり、その後はプロ野球、そしてサッカーーとSPORTSには常に高い関心を抱いていました。SCREENも同じで、子供の頃は満員の映画館で色々な映画を見ましたし、物心ついてからはOPチェーンや日活ロマンポルノ等の成人映画も見るようになりました。
こう考えると、GHQの占領政策は日本が独立してからも続いていたという事が分かります。 これらの3s政策に侵されていても、70代安保闘争ではデモに参加しましたので、全く政治から関心が無くなった訳ではありませんが、その後マスメディアの報道によって学生運動を批判的に捉える風潮が広まりました。
実際にデモしていると、沿道の歩道には多くの一般市民が居て、機動隊から追われると匿ってくれもしましたから、学生だけの跳ね返りではなく、一般市民も同様の感覚があったように思えます。
特に印象的だったのは大学内からデモが出発しましたが、沿道の商店街では多くの人たちが手を振って応援してくれましたから、一般市民の応援と共感があったとも言えます。
こういう社会的風潮を壊すべきマスメディアからは否定的な報道が多くなりましたが、70年安保を担ったのは団塊の世代でもあり、その数の多さによって完全鎮圧は難しくなりました。
私は活動家ではありませんでしたから、逮捕されたりすることはありませんでしたが、級友には一晩留置所で過ごした者も居ました。そして団塊の世代が卒業時になると、有名大企業が大量採用を行いこれらの学生を好条件で雇用し既存の社会システムに組み込むようになり、次第に批判的態度が薄れていきました。
当時の大企業の大量採用は、反骨精神溢れる人々をそのまま世に出すと、既存社会が崩壊しかねないという懸念から、各企業へ好条件での大量雇用の指示を出したと言われていました。
その後この指示は安保条約に基づいて設置されていた日米合同委員会だと言われましたので、依然として占領政策は続いていたと言えます。
団塊の世代が就職を始めてからは、第1次・第2次オイルショックが起こり、その後は不動産バブルによって日本は空前の好景気となり、かつての闘士もすっかり牙を抜かれるようになりました。
このように振り返ってみると、私達は思考も行動も操作されていたのでは思えてなりません。
そして団塊の世代が高齢者になると、コロナ騒動が起こり、ワクチン接種によって数を減らすような施策か取られ、数で勝る世代を無力化することが出来ました。
勿論今までの人生は自分の選択の結果ですが、その選択の際の思考を操作されていれば行動も操られていることになります。
こう考えると、既存の社会システム全てが私達を操作する為に機能しているとも考えられますので、敵は巨大も言えます。
それでも、私は操作され操られる為に生きているのではありませんから、断固反発します。 他人の思うように操作される人生を送りたいと思う人は少ないでしょうから、それとは気づかれぬよう巧妙に仕組まれています。 従って気づかない人が必ずしも悪い訳ではなく、気が付かれないように精緻に組み立てられたシステムを作った連中とそれに従った人が悪なのですが、この連中も徐々に駆除されているようですし、最終的には因果応報の報いが来るようです。
悪側が巧妙な仕組みを作ればその反対もありますから、今は因果応報の嵐が吹き荒れているようです。
今年は大変なことが起こる人とどんどん良くなっていって幸せ感が増してくる人に分かれ行くようですが、自分はどっちなのかは、今の境遇とこれからを見れば分かりますから、大変分かり易く、且つ巧妙で誰も逃れられない仕組みが発動しているのです。

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