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2023. 6. 9.Up Dated. |
株式市場が爆騰している |
日経平均株価が今週3.2万円台になりましたが、この水準は過去15年間では最高値になります。 1989年の不動産バブル期には3.8万円台になりましたから、史上最高値ではありませんが、一部の評論家(怪しい?)は、年内に4万円に到達する可能性すら示唆しています。 今の3.2万円台は不動産バブル以来33年ぶりとなる高値ですが、何故これだけ爆騰しているのかが問題です。 米国では相次ぐ金融機関の破綻が起こっていて、厳しい金融環境は現在も続いています。 IT関連のテック企業では大量リストラが始まっていますし、レイオフの動きは一般企業にまで波及し始めていますから、米国が景気後退局面に入ったのは確実です。 欧州も同様に厳しい状況が続いて、デモやストライキが頻発していますから、欧米は非常に厳しい状態にあると言えますので、日本の株式市場だけ独り爆騰している状況です。 では日本経済はどうなのでしょうか。勿論日本も決して好景気ではありませんし、所得は上がらず、税金や公共料金が上昇していますから景気は良くはありません。 それでは何故株式市場が高騰しているかを考えることが重要です。 勿論こじつけのような解説はいくつかありますが、日本だけが独り勝ちするという構造になっている見方は無理があり過ぎます。 そこで考えられるのは俄かには信じ難い次のような見解になります。 1)そもそも株式市場の指標等は操作されていて、今は実体経済とは関係なく設定されている。 この見方は以前から私が言及しているものですが、投資市場の相場は誰か又は特定の勢力が捏造しているものということです。 簡単に言えば「インチキ」だという事ですが、今はインチキを証明するような動きになっていて、より多くの人に気付かせるためのイベントだという見方になります。 2)日本が今後世界の中心になっていくので、欧米の状況とは関係なく買いなのだという見方。 これは都市伝説界隈で言われている説ですが、信頼性の乏しい話なので、これを根拠に株式市場が爆騰しているとは言えません。 3)従来から世界を支配してきたDS(ディープ・ステート)の最後の足掻き場所が日本という説。 DSは既に欧米では力を失っていて、最後の砦の日本で相場を操作して利益を得ようとしているという見方です。 日本が最後の砦? と言う見方は多くの人が理解不能だと思いますが、日本は政府を含めて社会システ ム全体をDSが支配していて、それを長い間国民を上手に騙せてきた国なので、追い詰められたDSの残党が日本に逃げてきているという事です。 意外とこれが当たっている可能性の高い説で、日本国民の多くは何も気づいて いないので最後の活動の場としているという見方です。 どうでしょう、上記何れの見方も従来の常識から見ればとんでもない説ですが、現状に対する合理的説明が出来ないので、こういう見方になります。 それにしても少なくとも今はとんでもない時期なのだという理解は必要だと思いますし、再生の為には通らなくてはならない道なのだと考え、平常心で客観的に見ることが唯一の対策なのかもしれません。 |
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