コラムトップ
2023. 4. 7.Up Dated.
トランプ氏の起訴・逮捕

 米国CNNテレビがトランプ氏の起訴・逮捕を報じましたが、結論から言うと「どうでもいい」です。
米国の経済状況は大変厳しく、ブルームバーグやウォールストリートジャーナルでは色々と報じられています。
勿論記事には辻褄の会わない解説が加わっていたり分かり難い内容に加工されていますから、そのまま字面だけを追えばすぐに理解が出来ないようになっています。
取り上げられている事実だけにフォーカスして関連するデータを探してみると、かなり深刻で異常な状態になっていると考えられます。
更に問題を大きくしているのは、米国政府が危機を認めず、「問題はない」とだけ主張していることです。
従って、トランプ氏の件は目くらましでしかなく、人々の目を眼前の深刻な状態から逸らせる効果しかありません。
そしてトランプ氏は逮捕されておらず、起訴状すら存在しないとの説もあって、これが事実ならばテレビが捏造していることの証明にもなってしまいます。
日本のメディアもこのCNNニュースを大きく取り上げていますが、これも米国の現状を隠す為に使われていると考えられます。
私は米国は既に詰んでいると考えていますので、このような茶番には興味が湧きません。詰んだ状態なので、例えトランプ氏がバイデン氏に変わって登場しても事態は変わりません。
もしこれが分かっているのであれば、トランプ氏はピエロを演じるしか道がありませんから、今後も同様な事が起こるとも言えます。その間にも米国はどんどん落ちていき、結局は世界に醜態を晒すことになりそうです。
日本にもトランプ信者が居ますが、誰かを無条件に信じるのは新興宗教と変わりませんから、もう少し冷静になって考察してみる必要がありそうです。
何かを信じるのは自由ですし、個人の判断ですから干渉は出来ませんが、間違っていたと思ったら軌道修正する必要はあります。何時までも引きずっていると良い事はありませんから、今は目と耳を凝らして頭をフル回転させる時期だと言えます。「当たらずと雖も遠からず」という言葉があるように、探求しようする気があるならば、少しずつでも真実に近づくと言えますから、そのような心持で過ごすことが肝要だと思います。
私達は答えを求めがちですが、本来は答えを得ることが目的ではなく、学ぶことこそが真の目的だと思います。 常に学び柔軟に軌道修正出来るのが大丈夫だと言えるのではないかと思います。


Copyright (c) SYC Inc. All rights reserved.