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2022.12. 2.Up Dated.
デモとフェイクニュース

 隣国の韓国でトラック運転手が賃上げを求めてゼネストをしているとのことで、流通関係に支障が出ているようです。また欧州でもインフレの為に賃上げなどを要求したデモが起こっているようですが、デモは日常茶飯事でもあり、国民は慣れているようで、デモで交通網に支障が出ても特に問題視はしないようです。欧米は日本と比べるとかなり高いインフレ率になっていますから、不満が溜まりデモが頻発しているようです。
一方、中国では、ウイグルの高層マンションの火災を発端として各地で習近平政権に対する抗議デモが起こっているとの報道がありますが、これは眉唾ものです。
遠くのウイグルで起こって火災が発火点になったとの事ですが、中国人のメンタルを考慮すれば自分達に関係のないことでデモを起こすとは考えにくいです。
一応ロックダウンに対する抗議とされていますが、元々中国人は政府を信用していませんし、命令を素直には聞きません。それに他人の流した情報を鵜呑みにはしませんから、表に流れているニュースの信憑性には疑問があります。
ネットでは英米が流したフェイクニュースだという指摘もありますが、この可能性も大いにありそうです。
中国に関するニュースは主に英国と米国から発信されていますが、中国内部からの確認が取れませんので、どこまで信用できるか疑問なのです。
英米はフェイクニュースの発信源になっていて、通信社が世界各国にニュースを発信することで虚構を世界に作っているとも見做されています。
日本の海外ニュースもこれらの通信社がネタ元になっていますから全く信用できないのです。
何のためにフェイクニュースを流すのかと言えば、紛争を起こしそれを助長する為で、これが講じれば戦争を起こすことも出来ます。
過去には米国の9.11テロを口実に米国がイラクに侵攻しましたが、9.11テロ自体が米国の自作自演だとも疑われていて、その上イラクが大量破壊兵器を保有しているとして侵攻を正当化しましたが、大量破壊兵器は見つかっていません。
このように米国の発信するニュースは侵攻を行うための口実にも使われていますから、鵜呑みにすると大変な被害を受けます。
更に古くはベトナム戦争の原因となったトンキン湾事件は、今では米国の捏造だったことが分かっていますし同様のことは他にもあります。
勿論、日本の政権もこれらに加担していますから、日本でも同様のフェイクニュースが流れますし、米国のイラク侵攻に多額の資金を提供したりしました。
これらが捏造に因るものだとしたら癪に障りますが、何しろ私達の周囲は嘘で固められていますので、これらも氷山の一角だと言えるのです。


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