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2022.10.28.Up Dated. |
電磁波対策 |
電磁波過敏症という言葉がありますが、自分はどうなのかは判別しにくい様です。症状としては頭痛や目の疲れ、気持ちの悪さ等人によって異なるようですが、電磁波は目には見えませんので、確かめるのは簡単ではありません。 電磁波の強さを計る電磁波測定器なるものもありますが、これも全ての周波数帯域の電磁波を計るのには業務用が必要になり大変高価です。 私も測定器は持っていますが、測れる波数は50MZ~3.5GHZで、5Gは測定範囲外です。家庭用交流電源も電磁波を発生していますが、これには低周波用の測定器が必要になり、素人には無理なようです。 過敏症の場合は、LED照明の光源によって頭痛になったりするようですが、これも光源のチラつきだけでなく、漏洩電磁波も疑う必要もあります。 尤も漏洩電磁波の基準で見れば、問題のないレベルとされていますので、電磁波が原因とは言い切れません。身の回りではスマホが5Gの電波を出していますし、ワイヤレスの電話子機、Wifiルーター、パソコン、液晶モニター、LED照明とありますので、大半の人が電磁波の中に居ることになります。 PCは電磁波の宝庫ですが、特にノートパソコンはケースが電磁波を吸収しませんから、パソコン操作中はしっかり電磁波を浴びています。 そして液晶画面のバックライト照明にもLEDが使われていますから、ここからも電磁波が放射されていますので、側にスマホを置いていれば電磁波の渦の中で作業していることになってしまいます。 このような電磁波にはどのような影響があるのか明確には分かりませんが、私の経験で言えば、大半の電磁波はオーディオの音質に影響を与えます。 例えば、家庭用電気使用量はスマートメーターによって検針されていますが、このスマートメーターには4G(5Gとも言われている)の無線電波発信機が組み込まれていますから、かなりの量の電磁波を発生させています。この無線発信機を外すと、劇的に音質が変化しますから、交流電源の質が変化した事を物語っています。 他にもLED照明も電磁波ノイズを発生していることが分かっていますが、今は電磁波の発生の少ない白熱電球の照明器具は生産されていませんから、LED照明器具を使うしか選択肢がありません。 LEDがなかった時代は蛍光灯全盛でしたが、蛍光灯も電磁波を発生しますから、オーディオでは白熱灯を多用していました。 私は可能な範囲で電磁波対策を施していますが、液晶モニターはLEDしかありませんので、ここからの電磁波の影響を受けざるを得ません。(私のモニターはEIZO製なので放射電磁波は少なくなっているようです) PCを使うと目が痛くなったり頭痛を覚えたりする人が多いようですが、先ずは液晶モニターを疑ってみる必要があります。今は中国製・韓国製の安いモニターが普及していますが、コストが低い分何処かを省略していますから、それなりの覚悟は必要かも知れません。 電磁波が殆どない山に行けば気分が良くなりますが、山の中で生活するのは難しいものの、最近は田舎へ移住する若い人も増えていますので、合理的選択なのかもしれません。 都会には電磁波が渦巻いていて、家庭の中も電磁波発生装置が沢山あるのが実状ですので、日常的に気分が良くないのは当たり前とも言えます。 「こんな環境に誰がした」と言いたくなりますが、人々が気づかないように何処までもこのような環境汚染が続いてきたのです。 今や環境汚染は食料品や水にも及んでいるようですので油断も隙もありませんから、自分で対処するしかありませんね。 |
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