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2022. 8. 5.Up Dated.
この時期の体調管理

 暑い日が続いています。夏ですから暑いのは当たり前ですが、湿度も高いので、この時期の体調管理には気を付ける必要がありそうです。
私は至って健康で、身長170cm、体重60kg、体脂肪率15%、そして3食の食欲もありますし睡眠も十分摂れていますから、この調子でこの夏も乗り切れるだろうと思います。
食欲と睡眠は健康維持の必須要素ですが、特に睡眠は重要だと思っていますから、私は8時間の睡眠時間を保っています。
人によっては中々眠れないという事もあると思いますが、睡眠導入としてシューマン共振という方法があります。
シューマン共振は、特定の周波数が人体に好影響を与えることで、これについてはオーディオの世界では昔から利用されています。 7.83Hzの定在波を発生する装置で、この周波数は人間には聴こえませんが部屋の音響空間を整える効果があるとされていて、音質改善のアイテムとなっています。
建築の分野でも部屋の音響空間の周波数特性は重要な要素なのですが、マンション等の建物では使う素材によって良好な音響空間を造るのは難しくなります。
デベロッパーに勤務していた時に、部屋の音響空間について調べていましたが、仕上げ素材等を大きく変えない限り良好な音響空間を造るのは困難でした。
この点では戸建てが有利なのですが、それも昔の在来工法が適しているようです。
お寺等の部屋にいると心が落ち着くという体験すると思いますが、それは音響空間の作用かもしれません。
シューマン共振は心を落ち着かせて心地よい睡眠をもたらす効果があるようです。私はオーディオが趣味ですが、CDを聴いていると半分位で仮眠状態になってしまい、全曲を聴くには無理して目を覚ましていなければなりません。
この時の仮眠状態は所謂「うつつ」という状態で半分眠っている状態で、疲れも取れますから、とても心地よいのです。
シューマン共振波は1次だけでなく2次・3次の倍音もありますから、倍音は可聴帯域になり音楽成分にも含まれますが、特に良いのがクラッシック音楽と言われています。
私はオーディオ装置から1日中音楽を流して作業していますから、これが健康法になっているとも言えます。
睡眠に悩んでいる方は、薬に頼らず、シューマン共振を利用してみる方法があります。
シューマン共振波発生装置はアマゾンで2,000円前後から売られていますから、これらを試してみることも出来ます。
勿論価格にはかなり幅があって、高いのはオーディオ機器として売られている日本のアコースティック・リバイブ製の4万円台があります。
どれに効果があるのかは分かりませんし、私は元々部屋の音響特性を整えていますから、これらの機器は利用していませんので、効果について保証の限りではありません。
試すのであれば、最安の機器を2~3台同時に設置するのが良いのかも知れませんが、仮にこれで効果があれば十分元が取れそうです。
体調管理には色々な方法がありますが、先ず薬やサプリ等に頼らない方法から試してみることをお勧めします。下手に医者に行くと、睡眠導入剤を処方されたりしまい、却って健康を害することにもなり兼ねませんから、自分で考えて工夫するのが最も良いだろうと思います。


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