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2022. 7.15.Up Dated.
政権が崩れている

 英国で閣僚の反発によってジョンソン首相が辞任に追い込まれましたが、仏のマクロン大統領も汚職が摘発され、先日の大統領選挙の不正疑惑も相まって、辞職に追い込まれる情勢です。
イタリアは以前からデモが頻発していて、政府の統制力が低下していますし、独はロシアからの天然ガス供給65%削減に加えて、パイプラインの定期点検の為に10日間の供給がストップしたことで、備蓄分を吐き出すことになり、一層の深刻なエネルギー危機になりそうです。
元はロシアのウクライナ侵攻に端を発した西側諸国の経済制裁が引き金になっていますから、ロシアのせいではなく、欧州が先に仕掛けた形になっています。
ロシアは、ウクライナ侵攻は西側諸国との戦いになると分かっていましたから、石油と天然ガスを戦略的物資として欧州諸国を締め上げる戦術だというのは最初から分かっていたはずです。
ロシアの真の敵は欧米のDS(ディープ・ステート)であると公言していますから、一連のロシアの戦略は合理的です。上手くいけば、欧州は内部で紛争が起こって崩壊しますので、ロシアは戦わずして勝つという最上の戦争になる訳です。
このような欧米の情勢の中で、DSの一員である日本政府も要の安倍元首相が銃撃によって死亡しました。銃撃事件自体はフェイクの可能性もありますが、日本の実質的な政権中枢が取り除かれたことになります。
これで残るは米国だけですが、バイデン氏は先の大統領選挙の再集計が実施され46州で敗北が確定していますから、何時正式に辞職するかだけとなっています。
これらによって欧米と日本に巣くっていたDSは壊滅に追い込まれていますが、依然として残党は残っていますから、これらも徐々に排除されているようです。
全ての残党を排除するとなると、日本でも200万人、世界では10億人程度の排除が必要となるようなので、全てを排除するのは物理的にも無理のようです。
欧米以外でも色々なイベントが起こっていて、アジア・中南米・アフリカはBRICSに参集しつつあるようですから、世界の勢力図は大きく変化しています。
話を日本に戻すと、安倍元首相射殺事件の犯人は新興宗教である統一教会への恨みから、犯行に及んだとされています。 犯人の山上容疑者の母親が統一教会に多額の献金をしたことで破産に追い込まれたというのが理由のようですが、この事件によってDS同士の潰しあいが俄かに活発になっているのも興味をそそります。
一方、この事件の真の意味は、日本の国民に向けてのメッセージではないかと考えられます。統一教会=日本政府と考えれば、国民は長い間多額の献金を政府に強いられて、生活は苦しくなる一方という事になります。
平均国民所得は不動産バブル前に及ばず、既に30年近くも所得は伸びていません。これはシステムによって搾り取られている結果ですが、新興宗教と同じで信者は盲目的に従いますから、この仕組みとシステムを示唆し警告を発していると考えています。
新興宗教の信者になってしまいますと、何を言っても変えられませんが、今はどの程度の国民が新興宗教の信者になっているのでしょうか。山上容疑者のように敵は誰なのかを考えて、安倍氏に行き着いた訳ですが、祖父の岸信介氏の時代から統一教会と一体化していたようなので、山上容疑者は仇を討ったとも考えられなくはありません。
山上容疑者が本当に射殺したのであれば当然罪を償う必要はありますが、仇討ちであれば少し違った見方も出来ます。もしかしたら、私達国民も政府官僚等の支配層への仇討ちが必要なのかも知れませんが、それは実力行使ではなく、今は政府を無視することで可能となりそうです。私自身も親、曽父母、曾祖父母に亙る仇だと捉えていますので、こうして文章によって戦っている訳です。
勿論このコラムを読んで異常だと思われる人も居るでしょうが、私は他人の同意を求めている訳でもありませんし、他人の思惑も気にしません。 自分の信じる所によって書いているだけで、支持を求めることもありませんから、少しでも参考となればそれで良いと考えています。


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