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2022. 4. 1.Up Dated.
ロシアの天然ガスがルーブル取引に

 3/31からロシアの天然ガスを購入する際は、非友好国の場合はルーブルでの支払いが要求されるようになりました。日本も非友好国になっていますから、ロシアから天然ガスを輸入する際はルーブルでの支払いを要求されます。
因みに、日本が消費する天然ガスのロシア分のシェアは8%程度ですが、日本はルーブルを保有していないので、実際は輸入出来ません。
このニュースには色々な意味が含まれていますので、それらを解説したいと思います。

先ず、従来貿易に使用される国際基軸通貨はドル・ユーロ・円で、ルーブルは含まれていませんから、突然ルーブルでの支払いを求められることになります。
これを単純にロシアの横暴と見るのは早計です。 ロシアと言えば主要国の一画を占めている国ですし、プーチン大統領は長い間国際外交舞台で活躍している人物ですから、単純な横車と片付けてしまうのは思考停止だとも言えます。
何故各国にルーブルでの支払いを求めるのか、一方的に国際基軸通貨としてルーブルを押し付けているのかという単細胞的解釈ではこれ以上進めません。
今回はルーブルを国債基軸通貨化するのではなく、金本位制に基づいた新しい通貨体制になるという意味だと考えられます。
既にロシアのルーブルはRV(通貨評価替え)が終了していて固定レートになっており、更に金本位制に基づいた通貨になっていますので、これを決済手段にするという意味に捉えられます。
同様にRVが終了していて、金本位制通貨に切り替わっている国はその国の通貨で国際決済できますが、今回ロシアが非友好国とした国はこれが未了の国です。
日本もRVを経ておらず、金本位制に移行していませんから、円は国際決済には使えないケースが今後徐々に増えていくと思われます。
私は、先日東電が大規模停電の警告を出したのも、火力発電に使われている天然ガスのロシア分が不足するとの意味だと解釈しています。
火力発電だけでなく家庭用燃料も天然ガスですから、こちらへの影響も想定されます。
EUはロシア製天然ガスへの依存度が日本よりも一桁高いですから、非友好国認定によって影響は甚大になります。
そこでロシアが認定した非友好国とはが気になりますが、これはプーチン大統領が記者会見で明確に説明しています。一言で言うと「DS(ディープ・ステート)が支配している国」となります。
実際にDSという言葉を使って説明していますので、これは衝撃の発言でもあります。
日本もDSによって支配されている国と言っていますし、国民はそれに気づくべきだとも言っています。
日本政府はこのような事態に対して何の対策もないようですが、ロシアの不足分はシェアホルダーの中東からの輸入を増やすという事しかなさそうです。
但し、こちらも時間の問題です。 中東産油国もロシアと同様に新しい通貨制度に移行中のようですから、仮にサウジアラビアがロシアと同様の対応になれば、日本のエネルギー事情は壊滅的打撃を受けます。
尤も日本もRVを行い金本位制通貨に移行すれば何の問題もないのですが、DSはそれを許しませんから、国民生活を守るかDSに従って国民に無理を強いるかの二択になります。(日本はDSに従順な国です)
この事についてもプーチン大統領は解説してくれていますから、非常に分かり易いとも言えます。
マスコミはロシアに関しては盛んにノイズとも言えるニュースを発していますが、これもRVや金本位制と言ったGESARAを隠す為の必死の手段だと考えられます。
ここまで解説して、これらの内容を全部ではなくてもある程度理解する人と、単なるデマと片付けてしまう人に二極化していると思います。
今回は表のニュースにも取り上げられていますからデマではありませんが、自分の今の状態を守るためにデマ認定して逃げる人も少なからずいると思います。
それもその人の選択ですから何とも思いませんが、世界で起きていることに関心を抱く人にとっては、今回のプーチン大統領の発表はかなりの衝撃ではないかと思います。


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