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2022. 1. 7.Up Dated.
2022年の変化

 明けましておめでとうございます。
年明け1週間経ちましたので、そろそろ本格的に動く時期だと思います。
昨日は雪が降り10cm程度の積雪になったようで、東京23区に大雪注意報が出ました。 積雪10cmで大雪?と思いますが、滅多に雪の降らない場所故かも知れません。私は若い時に札幌に5年暮らしたことがありますので、その時の感覚で見ればただの降雪でしょうと思います。それでも今日は残雪のせいか気温が低く感じます。

さて2022年はどんな年になるのでしょう。
コロナ騒動は以前として続くのでしょうか、マスク姿は減らないのでしょうかとも思いますが、政府・マスコミには解消に向けた動きが見られませんので、世の中が変わるか否かは一人一人の考え方と行動次第だと思います。変わらないと考える人には、変わらない現実が見え、変わると考える人には違った現実が見えるようになると言われています。
REITの世界でもそれは同じで、東証REIT指数も年明けからは昨年と同じ水準で推移していますから、変わらないと思う人も居られるでしょう。私は東証REIT指数は作為的に作られていると考えていますから、変わらないのは当然だと思っていますが、通常の取引の結果だと考えている人は変わらない現実が見えるはずです。
世の中が変わらないと信じている人にとって、変化は求めたくありませんから今のままが良いのでしょうが、世の中は変化しないと考えるのは夢物語ですから、今年も必ず変化は訪れます。
どんな変化になるのかを予測するのは難しいですが、長年REITをウォッチしてきた経験から言えば、かなり大きな変化が予想されます。変化を認識できた時は、既に変化が確定している状態ですから、その時点で知ってもあまり意味がありません。
事前に予想できないと行動には反映されませんので、何とか知りたいと思うのは当然ですが、中々予想が付きません。ただ可能性の高いと思われるものとしては金融環境の変化だと思っています。今年は金融機関の整理統合が本格化しそうですから、融資環境も変わると思いますし、場合によっては通貨も切り替わるかも知れません。
金融環境の変化は世の中全体に影響を及ぼしますから、これによって大きな変化が引き起こされるとも考えられます。変化を全く予想していないと突然の変化に慌てますが、ある程度予想していれば冷静に対処出来る可能性があります。
尤もこれらを余り深刻に考える必要はありません。 私達には分かりませんが、既にこの先の変化は確定しているのだと思いますから、あれこれ予想するより冷静に対処するという心構えさえあれば十分だと思います。その意味でも今年はより冷静に客観的に物事を見ていこうと思っていますが、その姿勢が優れているという事ではなく、それしか対処方法がないというのが本音です。


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