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2021.12.24.Up Dated.

年末の所感

　今年最後のコラムになります。この一年は正に激動でした。
麻痺してしまっている人も多いと思いますが、外に出ればマスクだらけで、こんな時代は過去にもありません。マスク着用は心肺機能の低下にもなりますし、子供の場合は脳の発達障害にもつながるとの事ですから、それだけのリスクを背負ってマスクをする理由は何なのでしょうか。
新型コロナウィルスからの感染予防というのが一つの答えになりますが、果たして新型コロナウィルスなる物が存在しているかも分かりません。これはマスコミが騒ぎ立てているだけで、存在を証明したものがありませんが、最近ではオミクロン株などと新たなウィルスを証明なしに騒いでいます。
いい加減な情報をマスメディアが流し、これに乗って政府が規制強化するという構図は、今までに経験したことがありません。
この現状をまともと思うか異常だと思うかはその人の感性次第ですが、私の72年間では経験のない事です。旅行や外出も憚れ、人の集まる集会やイベントも自粛ですから、行動制限とも言える位の世の中です。
親に聞いた戦時統制下のような時代ですが、当時でも全員が防空頭巾を被っていた訳でもなく、全てを我慢していたとも言えないようです。
それに比べて今はほぼ全員がマスクを着用していますし、お店に入る時はマスク必須という状態です。
戦争中ですら一般庶民には自由があったのに、今は大幅に自由が制限されていて、更に政府は緊急事態を合法化しようとする動きを強めています。
これをおかしな時代と思わないのは理由がありそうです。 1960年代に一億総白痴化という言葉が流行りましたが、これは評論家の大宅壮一氏が言った事が発端になっています。テレビを見ていると自分の頭で考えないようになって馬鹿になるという意味でしたが、これが功を奏したのか今はかつてない程自分の頭で考えずに、マスメディアの言う事を鵜呑みにしています。
我慢を続けても、コロナ以前の状態には戻らないという感覚は持っていると思いますが、それでも我慢するのが今の状況ですから、こんな変な時代はありません。
私はこんな不合理な世界は嫌ですので、到底受容出来ませんが、これを素直に受け入れる人の頭の構造が分かりません。
愚痴のようになってしまいましたが、来年は現状と大きく異なる新しい時代になって欲しいと願っています。
会ったことも話したこともないマスコミの人間や政治家に指図される覚えはありませんし、彼らより長く生きてきたという実績もありますから、自分の頭で考え自らが正しいと思った行動を取るつもりですが、それにしてもつくづく嫌な時代になったと思った一年でした。
来年は希望があってもっと穏やかな時代になると信じていますし、それには自分軸をきちんと保つ必要がありそうです。何も感じない、気づかない人も多いようですが、今まで何のために考え経験してきたのかを踏まえれば、「ふざけるな!」と言いたくなります。
来年は同じように考える人が増えて、世の中が転換していくことを大いに期待したいと思っています。