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2021.11. 5.Up Dated.

薬いらず、医者いらず

　昨年11月の米国大統領選挙から世の中の見方が変わり、今までと違った感覚で現実を見るようになりました。
特に医者に対する見方が180度変わり、医療に対しては疑問だけが残りました。
コロナ騒ぎ以前は、月1回歯医者に通って定期的なチェックを受けていましたが、通っていた歯医者で今までとは異なった見方で話したところ、この歯医者(女医さんでした)が医療を止めてしまい、閉鎖状態になってしまいました。この女医さんは歯科医師会の理事会にも参加していて、そこで色々な矛盾を感じていたようで、医療行為そのものにも矛盾を感じたようです。
結局私の歯医者通いは終了となりましたが、別に虫歯があった訳ではないので、それからは丁寧な歯磨きでケアをしています。
この女医さんは長年に亙って歯医者をしていて、多くの患者さんも抱えていましたので、突然治療行為を止めて医院にも出て来なくなってしまったことには驚きです。

話は変わりますが、自宅で過ごす時間が増えたことで、趣味に費やす時間が増えましたが、その分火傷や傷が増えました。
ハンダコテで火傷し、工具等で傷をつくることも度々ですが、こんな時に重宝するのが「熊の油」です。これは会津の大内宿で買ったものですが、正に万能薬で、マタギの人たちが愛用していたとのことです。
これと同じ効能を持ったものは、小学生の頃に上野公園に遊びに行って、そこで大道芸人のガマの油売りの人に貰った軟膏以来です。
私が最前列に陣取って見物していたら、手伝いを頼まれて、猛毒の蛇が入っているという赤い袋を棒で押さえていることになりました。小一時間位口上を言いながら、刀で自分の腕を切って、ガマの油を塗って効能を宣伝して売りさばいていました。
結局、猛毒の蛇が居たのか居ないのか分からないまま終わりましたが、終わった後でお駄賃として軟膏を貰いました。薄いピンク色とした軟膏で、売っていたものとは違っていましたが、その後家族でこの軟膏を使いましたが、正に万能薬でした。なぜこんなに効能があるのか分からず、成分も不明でしたが、火傷、切り傷、擦り傷は簡単に治ってしまいました。
余りにも効果があるので、使い切ってから上野公園にこの大道芸人を探しに行きましたが、会う事は出来ませんでした。今思えばこれが熊の油だったのではないかと思います。市販薬とは問題にならない位の効能で、これほど重宝な物はありませんが、医者は否定すると思います。
さて、ここで問題となるのは、医者という専門家の言を信じるか、それとも自分の経験と感覚を信じるかということです。
客観か主観かとも言えますが、皆さんはどうでしょうか。権威のある医者の言を多とするか、それとも自分の感覚を信じるかになりますが、これからの世の中では、常に問われるようになってくるのでは思っています。