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2021. 9.17.Up Dated.
個々人の時代の到来

 コロナ騒ぎの終わりは未だ見えず、何時まで緊急事態を続けるのかもはっきりしません。恐らく可能な限り今の状態を続けようという意思が働いているのだと思われます。
何故こんな事をしているのかと言うと、意外と単純ではなさそうなのです。誰も歓迎しておらず、辟易しているにも拘わらず、この異常な状態を続ける意図を考えると、2つの側面が浮かび上がります。
一つは、皆に統制と制限に慣らせる為で、社会のピラミッド構造を維持し強化する目的だと考えられます。人々がどう動き、何をするかは上が決めることで、個々人の自発性ではないという事を周知させるには、長い期間の統制によって慣れさせて従わす為だと言えます。
外出や移動には許可を必要(ワクチンパスポート)とし、意味を考えずに只管マスクを着用させる状態を続ければ、人々はどうなるのかを考えれば明瞭です。
結果として奴隷状態だと認識する人と、特に注意を払わず唯々諾々と従う人が生まれます。
これを二極化と表現されているようですが、本質的にはこの二極化も一つの手段だと考えられます。
即ち個人個人がどのように思考し行動するかを自分で決めるか、他人に指示してもらうかという選択をする事になります。
勿論どちらの選択も個人の問題なので、その人の権限範囲内だと言えます。自分はこっちを選んだので、違う選択をした人を自分と同じ道に引っ張り込みたいというのは我欲でしかありません。
ワクチンについても同じことが言えます。 私は接種したので他人にも接種させたいというのも自己中心的思考ですし、逆に自分はワクチンを打たないので他人にも打たせないようにすることも同じになります。
コロナ感染を防ぐという大義名分をかざして他人に強制するのも自己顕示欲に過ぎませんが、今は自己の暴走と制御とは何かを考える機会になっています。
即ち大きな視点でみると、個々人の時代の入り口に立っている状態だと言えます。
他人の指示が必要だと考える人は、そのような個性を持った人であり、自分で決める人も個性だと言えます。
普通は、どういう選択も自分で行ったのであればその結果についてもある程度は納得できますから、自己の選択を選ぶ人が多くなるはずですが、これが必ずしもそうならないような仕掛けもありそうです。
支配というのは、支配される人が容易にその状態を認識してしまえば続けられませんから、支配状態という認識を極力希薄にして誘導・洗脳するのが上策なのです。
かなり上手に考えられた仕掛けですが、この仕掛けは昨日今日始まったわけではなく、かなり以前からのもののようで、極端に言えば人類誕生と伴に作られた仕掛けだとも考えられなくはありません。
それだけ巧妙ですから、気づかない人や否定する人がいるのも当然ですが、逆に考えれば、それを目的に長い間仕掛けを作ってきた成果だとも言えなくもありません。
この仕掛けを突破しようとするのも、仕掛けの中で生きるのも個人の選択ですから、他人に干渉される筋合いはないとも言えます。
そうは言っても家族や親しい人となると簡単に突き放せませんから葛藤が生まれます。これで悩んでいる人も多いようですが、突き詰めればこれも因果だと言えます。家族の在り方について考え、それに応じた行動を続けた結果として、今家族がどのような心理状態にあるのか、どういう判断をするのかが決まります。
事に当たって、その時点ではどうにも修正できないことがありますが、それは因果の関係だとも言えます。
結局は現象をそのままの姿で捉え、後は自分がどのように考え判断するかに尽きるのですが、こういう話をすると抹香臭い説法のようになってしまいます。 かくいう私は、常に自分の意思で考え行動する質ですから違和感が減ってきた時代だと考えています。


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