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2020.10.23.Up Dated.
感染第二波の影響

 欧米でコロナウィルスの第二波が起こっているようで、感染者が増えています。
一方、日本はと言うと第二波という状況ではなさそうですし、若い人たちは平時の活動状態に戻っているようですから、コロナウィルスの脅威は低くなったと思います。
ただ完全に脅威が払拭された訳ではありませんから、今後の活動をどうするかが悩ましい点です。
私の活動は、今年は大阪のセミナーだけ対面形式で行い、それ以外はテキストの配布で代替していますが、12月に東京で開催予定の投資家セミナーをどうしようかと考えています。
出来れば従来通り対面形式で行いたいのですが、感染防止対策との兼ね合いになり、どうするか未だ決まっていません。12月のセミナーの頃には、恐らく大統領選挙によって米国大統領が決まっているでしょうし(一部には最終決着がつかないのではとの観測もあります)、米国経済の見通し、米国の国際政治影響力、米中関係等も見えてきていると思いますので、タイミングとしては重要なセミナーになると思います。そのため12月のセミナーは通常通りに対面形式で開催したいと考えていますが、パートナーのアイビー総研とも相談した上で決めようと思います。

次に、宿泊施設の状況に影響を与える東京オリンピックの開催がどうなるのかも不透明な状況です。
欧米が今のような感染状態では、オリンピック参加は難しそうですし、中南米諸国も参加するか否か微妙です。
そうなると参加しそうなのはアジア諸国とアフリカ諸国になり、中でも最大の参加国は中国になりそうです。中国は2022年北京開催の冬季オリンピックを控えていますから、東京オリンピックには参加しておかないと考え、大選手団を送りこんでくると思います。仮に、欧米の参加がなければ、拡大版アジア大会のようになってしまいますが、それでも財政的事情からIOCは開催に向かうと言われています。
ある調査では、日本人の85%程度が来年のオリンピック開催は難しいだろうと考えているとのことですが、気分的にはそんなものではないかと思います。


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