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2020. 8.28.Up Dated.
投資家セミナーについて

 先週の土曜日に久しぶりに対面セミナーを大阪で行いました。
時節柄、1時間毎に1回の換気タイムを設け、私の前にはアクリル板を設置して飛沫防止を行い、3時間のセミナーを行いました。
このような対面型のセミナーは、昨年12月以来になります。
直前までセミナーを実施するか否かを迷いましたが、それでも実際に開催すると通常のセミナーと変わらない雰囲気でしたし、活発な質問もありましたから、実施して良かったと思います。
今回のセミナーでは6月にテキスト配布を行ったものとは少し趣の異なったテキスト内容になっていて、最終章の投資実践編では、より具体的な銘柄選別方法をご案内しています。
またマクロ経済の見通しにもかなりのスペースを割いていて、REIT投資家にとって今後はどのような見方と備えをするかについても触れています。
世界と日本は激動していますから、こういう時期は想定されるリスクの解説も求められますし、そのようなケースでの投資態様についても触れなくてはなりませんから範囲は広くなります。
今後も流動的な情勢が続きますので、内容のアップデートも必要になりますから、次回セミナーではより深く考察する予定です。
次回の予定は専門家向けセミナーで、内容的にもボリューム的にもアップグレートしなくてはなりませんから、通常よりも長い準備期間が必要になります。そのため納得出来るテキストが作れなければ、例年10月に開催していた専門家向けセミナーは見送りとするつもりですが、首尾よくテキストが完成する見込みが立ては、対面又はテキスト配布形式の何れかでの実施を見込んでいます。
今回のコロナウィルス禍によって日本も世界も変わりましたが、この変化は感染症の域を超えて価値観や文化の変容に繋がりそうです。
確実に言えることは、日本と世界はコロナショック前の状態には戻らないだろうという事です。
時代が変わるのは世の常ですが、今回は変容の幅が大きくスピードも速いように感じていますから、感覚を研ぎ澄まして変化の先を見詰めていこうと思っています。


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