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2019. 7.26.Up Dated.
仕事の環境

 関東もそろそろ梅雨明けのようで、真夏の陽射しが眩しいです。
この季節になるとエアコンは欠かせませんが、最近のエアコンは色々な機能が付いていて、シニアにも優しいです。私は風のない気流を選んで冷房していますが、これだと風が直接肌に触れることなく部屋を冷やしてくれます。
私の部屋にはパソコンがあり、パソコンから排出される空気は40度近くに達していて、その熱気で部屋が暖房状態になります。パソコンは一日中稼働していますから、常時熱風が部屋に排出されていることになるのと、ディスプレイからも放熱されているので、最大で室温が気温+5度になってしまいます。
パソコン本体は一般のパソコンに比べると2回り位大きいケースに入っていて、性能向上のためにCPUをオーバークロック(CPUの動作周波数を上げること)していますから、その分余計に熱を出します。ディスプレイも32インチで放熱面積も大きくなりますので、室温が上昇する要素には事欠きません。更にはトランスやアンプ等も動いていますから、部屋の中は放熱体だらけだとも言えます。
言うなれば電気代の大食い状態ですが、パソコンは仕事のツールなので仕方ありません。
また複数のデータを表示しながらの作業が多いため、ディスプレイが重要ですから、今は4Kモニターを使っています。
30センチ位の距離で、目が疲れず明瞭に見えなくてはなりませんから、これを充足するのは日本製のEIZOモニターしかありません。
今は4Kですが、将来的には8Kを使いたいと思っていて、既にパソコンの映像出力も8K対応のビデオカードで、モニターとの接続ケーブルも8K対応にしています。
モニターの映像の質を高めると目が疲れにくくなりますから、これらのパーツも必需品なので、必要であれば海外サイトからも購入しています。基本は日本製ですが、米国製や独製品もターゲットになります。
このように自分でパーツを選べば、レディメードのパソコンと比べると性能も上昇しますが、何よりも映像と音声の質が格段に向上します。特に映像を重視していて、より自然で奇麗な映像を追求していますので、これには費用と労力を惜しみません。
4Kテレビが普及してはいますが、これはテレビ用の映像出力になっていますから、パソコンのモニターとしては不適で、色の再現性も不自然なのです。
何しろ既製品では満足しない質で、徹底的に追求したいので、パソコンもディスプレイも一般の製品と比べるとかなり手を加えることで、現時点でのベストを目標にしています。


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