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2018. 6. 8.Up Dated. |
投資口取引の分析 |
REIT市場での取引実態を可能な限り解析しようと試みています。 先週取り上げた分配金利回りの分析もその一環ですが、今は全上場銘柄の日次の値動きと出来高を調べて、銘柄毎の値動きの特徴や出来高推移を見て、取引の実態を推測しています。 但し、日次のデータとなると、営業日×上場銘柄数とかなりの量になり、EXCELを使っても少し重くなります。 EXCELでこれだけ重くなったのは初めてですが、私のPCはOSが64bit、メモリーもDDR4で3,600MHZ動作、容量が16GBなので作業が出来ます。CPUも4.5Ghz動作に上げていますから、多くの関数や数式を埋め込んでの分析が可能です。 またなるべく多くのデータを表示してそれを見ながら特徴を把握しなければなりませんから、ディスプレイも大きい方が有利です。 私のディスプレイは27インチなので、かなりの量が表示されますが、こうなると32インチが欲しくなります。 尤も大きさだけでなく解像度や目に優しくなければ使えませんから、国産メーカーの物であれば数十万円は覚悟しなくてはなりません。 何れは4Kの32インチディスプレイをと思っていますが、今のも2K(フルHDより一段上の解像度)なので、それ程不自由ではありません。 ハードウエアの話が先行してしまいましたが、分析を進めると意外な結果が表れています。 東証REIT指数からは想像も出来ない特徴で、中には一体誰が取引しているのかと疑ってしまう銘柄もあります。 2018年の取引は前年とは傾向がかなり異なっていますから、その内容を見るのにも役立ちます。 今までの分析結果は、今度の投資家セミナーにも盛り込みますし、会員制サイトにも掲載しますが、今後もこの分析を深めてレベルを上げていこうと思います。 更に、データを集積すると取引の特異日というのがあるのが分かりますし、その特異日に合わせて日銀がREIT買入を実施しているのも分かります。 最終的には、個別銘柄の値動きと出来高から市場取引の実態を把握することが目的ですが、これが出来れば投資判断材料としてかなりの有力情報になりますので、今後も継続していくつもりです。 |
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