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2016.12.23.Up Dated.

年の瀬雑感

　2016年ももうすぐ終わりますが、今年はブレクジット（英国のEU離脱）、トランプ氏の米国大統領選挙の勝利等、予想に反した政治イベントが起こりました。
来年からは、国際情勢が大きく変化していくのではと懸念していますが、これも時の流れの一環のような気がします。
来年は世界各地で色々な事が起きそうな予感がしますが、日本はどうなるのでしょうか。
日本は先進国の中では最も政治的に安定していると言えますし、社会的にも大きな不安材料は抱えていません。
勿論、財政的には厳しい状態が続いていますが、それが直ちに社会不安に繋がる状況ではないと言えます。

先日セミナー終了後に旅行に行ってきました。旅行先の関係もあったのでしょうが、泊まったホテルの宿泊客の半分ぐらいはアジア系外国人でした。ツアーではないようで、ネットで予約しての宿泊のようでしたので、こういう観光客も確実に増えているようです。
外国人観光客のマナーもかなり良くなっていて、特に気になる事もありませんでしたが、外国観光客の行動をチェックするのは日本のお家芸のような気がします。
恐らく日本人が海外に行ってもこれほど細かくチェックされるようなことはないと思いますが、私を含めて外国人の行動は気になります。勿論失礼のないように見ていますが、それでも向こうからすれば見られているという意識になるかもしれません。
外国人観光客が増えることで、改めて日本とは日本人とはを考える機会が増えましたが、私達にとって日常的な事も海外から見れば新鮮に映ることもあるようです。
日本は欧米のような移民問題は起こっていませんが、それは政治や制度の関係もあるでしょうが、社会的に見ても欧米とは異なっているような気がします。
私の住んでいる街にも、最近は外国人が目につくようになりましたが、何処に住んでいるのか、観光客なのかそれても仕事での在住なのかという情報は自然と耳に入ってきます。
外国人が商店街を歩けば、常に見られていますから、やはり気になると思いますし、見方によっては社会監視機能が働いているとも言えます。
特に注目されるのは中東系の外国人で、私も見かけると自然と観察眼が働きますが、他の人も同じようです。向こうから見たら堪ったものではありませんが、こういう社会環境は日本独特のような臭いがします。