◇コラムトップ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2015. 7.31.Up Dated. | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
東証REIT指数の水準 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
7月に入り東証REIT指数の水準が1,700ポイント台に定着した感があります。 一時は1,650ポイント近くまで下がりましたが、さすがに少し反転して1,750ポイント前後の水準での推移になりました。 この水準は予想された範囲ですし、それなりの根拠もあると言えます。 「表1」は、2014年1月~2015年7月までの東証REIT指数月間平均値と10年物国債利回りの月間平均値の推移を示しています。 「表1」
この期間での東証REIT指数と10年物国債利回りは、ほぼ完全逆相関を示しています。 またREITの上昇局面では国債利回りとのスプレッドも縮小気味になり、調整局面ではスプレッドが拡大するという傾向があります。 そして「表1」で網掛けした2014年11月を見れば、直近7月は1,750ポイント前後になるであろうと予想することが出来ます。 但し、国債利回りが低下トレンドにあるのか上昇方向にあるのかによっても異なりますが、今は上昇トレンドですから、やはりスプレッドは拡大傾向になります。 このように見ると、REIT相場の形成には一定の法則性が見て取れますので、中長期保有でのREIT投資の視点で見れば慌てる必要もありませんし、日々の投資口価格変動に一喜一憂する必要もなさそうです。 このような見方については投資家セミナーでも詳しく説明しましたが、今の所予測の範囲内ですので、余裕を持って相場の推移を見ておけば良いのではないかと思います。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Copyright (c) SYC Inc. All rights reserved. |