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2015. 3.13.Up Dated.
パソコンの話(2)

 WindowsのOSのアップデートが月に2回程度ありますが、新しいアップデートがインストールされる度に、ディスク容量が数GB単位で減っていきます。そしてインストールプログラムが増える為に、アクセススピードが落ちてくることになりますが、これは仕方ないとも言えます。
私は、OSをHDDではなくSSDにインストールしていますから、通常より動作は早くなりますが、それでもランダムアクセスの速度をチェックしています。尤も、こんな話をしても何のことが分からない人も多いと思いますので、もっと簡単な話題にします。
パソコンが寿命を迎えて買い替える破目になった経験は誰でもありますが、パソコンの何が不具合になったのかを分かる人は少ないと思います。
接続機器(キーボートやマウス)の不良を除けば、一番早く性能が低下するのは電源です。完成品のパソコンの電源は必要容量の最低W数になっている場合が多く、耐久性に劣りますから、このクラスの電源だと1~2年で電源容量が低下しても仕方ありません。
必要十分な電源容量が確保されてないと誤動作を起こしたり、立ち上がらなくなったりしますから、多くの人はこれでパソコンがダメになったと感じます。この状態でメーカーに連絡すると、それは電源ですと回答されることは先ずありませんし、修理を依頼すると買い替えと同じくらいの料金が取られます。
次に、ダメになるのがHDD(ハードディスク)で、これはディスクが回転していますから、その回転機構に不具合が生じます。
大抵は、これらが原因でパソコンの調子が悪くなりますが、このような認識を持つ人は少ないと思います。
電源もHDDも秋葉原で探せば5千円程度で買えますし、交換は難しくありません。
電源は寸法だけをチェックして、500W程度の容量にすれば、パソコンケースにネジ止めされているだけなので、誰でも交換可能ですが、配線は繫ぎ換える必要があります。
全くの機械音痴の人は敷居が高いかもしれませんが、普通に交換出来ます。
HDDの交換はもっと簡単で、ネジ止めして配線をそのまま繋ぎかえれば完了ですが、交換前にクローン作成(Windowsのバックアップを使ってコピーを作ります)をする必要があります。
我家にはメーカー製のパソコンも2台ありますが、これらは3年程経った時点で、電源とHDDを交換したのでもう7年間も不具合なく動いています。一部のパーツの不具合でパソコンを買い替えるのは勿体ないですから、本来はパーツ交換で寿命を延ばすのが合理的です。 パソコンのパーツは規格が統一されていますから、全て交換可能なのですが、それは専門業者の分野だと思われていますが、素人でも簡単に出来るようになっています。
普通の使い方であれば、CPU等を新しい物に買い替える必要もありませんから、本来はパーツ交換で使い続けるのが最も費用対効果が高くなりますので、ネットで調べて交換に挑戦してみてはどうでしょう。

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