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2010.12.24.Up Dated.
年末のご挨拶

 少し早いですが、今年最後のコラムになるので年末のご挨拶を申し上げます。
2010年は7件のREITの合併が行われ、再編・整理が一挙に進んだ年ですが、市場の反応はそれ程でもなく、秋に発表された日銀の資産取得によって、ようやく底を脱したと言えます。
これは私の仕事にも反映していて、今年は昨年・一昨年に比べると取材回数も減りましたし、REIT業界にも停滞感が漂っていたと思います。
それが、年末になってマスコミからの問い合わせも徐々に入り始め、REITへの関心がやや戻り始めていると感じています。
私がこの仕事をした10年間で、今年が最も低調だったように思いますが、感覚的には来年からは回復基調に入ると予感されます。
尤も、回復といっても右肩上がりではなく、市場に落ち着きが戻りじっくりと銘柄の動向を見るようになると考えられます。
インカムゲイン投資商品のREITに株式のような昂揚感を求めることは出来ませんが、地に足をつけた投資家にとっては、2011年は期待の年になるかもしれません。
REITの投資口価格が上昇すると、その分配当利回りが低下しますから、投資家にとってジリジリと上がっていく局面では、何処で拾うかが問題になります。
多くの人が買いと判断するようになれば、既に投資口価格は上がっていますから、その前の高い利回りで取得するのが上策です。
2011年の早い時期に、首尾よく5%台の利回りが確保できる投資が出来れば、恐らく来年末には、多少のキャピタルゲイン含み益も確保されていると思われますし、その為の投資判断も、今はそれ程難しくはなさそうです。
このような見方を以てすれば、年明けからの動きに注目ですので、私も1月に個人投資家向けのセミナーを予定しています。続いて2月には、FP(フイナンシャル・プランナー)の方へのREITセミナーもあり、2011年はまさにREITへの再投資の勧めからスタートになります。
繰り返しになりますが、2010年はREITにとってまさに夜明け前という年であったと思われますが、来年は夜明けが実感できる年になると思います。
その意味でも、今年一年お付き合い頂いた読者の方に感謝申し上げると伴に、来年はもっと勢いのある内容をお届けしたいと思っておりますので、引き続きご愛読下さるようお願いして年末のご挨拶に代えさせて頂きます。

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