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2009. 7.10.Up Dated. |
REITのデータ作成業務 |
個人的な話ですが、2009年に入り、データ作成と分析が私の仕事の主流になりました。 2008年から銘柄別財務分析データの作成を始め、その後も更新を続けていますが、2009年は新たにREIT保有物件のヒスリカル・データを収集し分析しています。 そのボリュームは財務分析データが1銘柄につき22の指標の算出ですので、41銘柄×22=902、この指標を過去3年分(6期決算分で5,412項目)以上算出し比較しています。 個別物件データは、蓄積している約1,800物件のデータの中から、オフィスビル、レジデンス、都心型商業施設に分けて300物件を抽出し、過去6年分の稼働率と賃料、NOI利回りのデータを算出し一覧にしています。 これだけの作業が可能になったのは、皮肉にもREIT市場が低迷しているお蔭で、取材や雑誌などからの原稿依頼がピーク時に比べて減少した為です。 この仕事を始めた時に、連載している雑誌の編集者から、一人で出来るボリュームを聞かれた事がありますが、その時は50銘柄が上限だと答えました。 現在、上場REITは41銘柄ですから、未だ若干の余裕はある計算になりますが、大凡はこの見通しのようになっています。 元来、私は数字の作業が好きなことと、根気だけはあるのでこういう作業が苦になりませんが、それでも時間を自由に使える自営業でなくては叶わないとも言えます。 又、パソコンという機械がなくては到底無理な事ですが、幸いにもこの仕事を始めた2000年からパソコンとネットワーク環境が急激に進歩しました。 私のパソコン歴は1980年頃のワープロから始まり、1990年代に入ってパソコンとネットワークに親しみましたので、足掛け30年ぐらいのキャリアになります。 また器械物も好きなので、パソコンのスペックやソフトにも関心があり、自分でいじったりもしますから、パソコン作業を快適にする工夫も惜しみません。 そういう意味では、性格がこの仕事に向いていたとも言えますし、自分の嗜好にあった作業なので、10年間この仕事が続けられているのだとも思います。 それにデータ作成を自分で行えば、それらが頭に入り、分析が容易になりますから、一石二鳥でもあります。 最初の頃は誰かと共同でと考えもしましたが、今では一人でした方が便利なので、自宅のパソコンを使って仕事をしています。 このコラムも2003年から始まり既に300回ぐらいになっていますが、私の作成した全データは容量で言えば20GBを超えています。 これがどの程度のレベルなのかは他と比較した事がないので分かりませんが、このデータと仕事の経験が私の財産で、そして活動のベースになっています。 |
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